パンダとモテ男の関係。韓国系マッシュがモテなくなる理由とは。

突然ですが、

『パンダって何者か知っていますか?』

 

今日の帰り道、ふと見たニュースで『パンダの出産』について特集されていました。

何気なく”かわいいな”で終わることも出来るわけですが、僕はここに一つ疑問を感じたのです。

 

「なんでパンダだけ人気なんだろう?」

 

パンダって、クマの仲間であることを知っていましたか?
ぼくら人間が、全身が茶色い種類を「クマ」、白と黒の可愛い模様がついた種類を「パンダ」と呼んでいるだけです。

Q. 「パンダは何のなかま?」
A. DNAの検査結果などから、現在はクマのなかまであるとされています。

引用:上野動物園ホームページ

 

ニュースなどでご存知の通り、クマが民家に降りて食糧を漁っていると”危険生物”とみなされて銃殺されていますよね。

でもパンダが山から降りて来ても、同じことにはならないでしょう。

パンダに限って、”かわいい!”とか”出産しました、名前は〇〇です。”とか、宝石でも見つけたかのように報道されます。そして僕らもそれを見て癒されるわけです。

 

これ、別にパンダに嫉妬しているわけではなく、同じ”クマ科”なのに彼らだけ人気の理由を考えて欲しいんです。

 

どうでしょうか。

僕は、『珍しさ(希少性)』だと考えました。

 

全身が茶色の”クマ”は山のように存在する一方、パンダは”希少生物”として重宝されています。

これには”柄の綺麗さ”という要素もあるでしょうが、ぼくは”希少性”のほうが「話題・人気」に直結しているように思えます。

 

考えてみてください。

逆にパンダが大量に日本に存在していて、民家を襲う動物として認識されていたとしましょう。

そこに”全身茶色のクマ”が1匹だけ現れたら、人間はみんな「人形みたい!かわいい!!!」となりますよね。

 

”色違いポケモン”も同じです。
青色のコダックを重宝するのは、生息する99%が黄色であるからですね。自分のパーティに色違いポケモンを入れたら一風違って面白いのではないでしょうか。

 

こんな感じで、”ありきたりなもの”に人は魅力を感じることが少なく、”珍しいもの”に注目し、魅了される傾向があります。

 

 

では、『モテ』の分野ではどのように考えられるでしょうか?

例えば、キムタクがモテるのは、その他大勢の男共に比べて「究極に顔が整っている」という”希少性”があるからです。

もし日本男性が5000万人くらいキムタクの顔をしていたら、女性陣はどう思うでしょうか?

 

「あっちのキムタクにフラれても、こっちのキムタクに好かれたらいいや。」
「あなたの彼氏もキムタクなの?私もキムタクと同棲してる。」

「なんだ、キムタクと付き合ってても何も特別感がなくてつまらないわね。」

 

こうなるのではないでしょうか。

 

これは、キムタクが大量発生したことによる”希少性の低下”が原因ですね。

たぶん”出川哲郎”がモテる時代が来ると思います。

 

そう、つまり”人気”とは「普通は持ってない希少性」から生まれるものであり、そこを突くことが”人気”つまり”モテへの近道”なわけです。

 

もう一つ例をあげると、ナンパ師がモテる理由も同じだと考えます。
※(”モテる”と表記しましたが、一方的に女性にアプローチして本質的に魅了できていないのは、僕としては”本来のモテ”ではないと考えています。今回に限っては「異性としてアリ」という意味に変換してご覧ください。)

 

ナンパ師がモテるのは、一般的な男性がやらない”猛アプローチ”や”言い訳崩し”が上手く、つまり「攻め姿勢」に”希少性”が宿っているからでしょう。

”草食系男子”という言葉が流行るほどに、「アプローチできない男」が増産されており、”茶色いクマ”のように嫌気がさしている状態で、『へい、お姉ちゃん!』という”パンダ級の希少アプローチ”が来ればドキドキするのは当たり前です。

「この希少価値の高い男に抱かれるの、悪くないかも・・・」って感じですね。

 

逆を言えば、明日から5000万人の男がナンパを始めたら、「ナンパうざい」の風潮が広まり、逆に”誠実にアプローチする男”が「希少性勝ち」するようになるでしょう。

 

つまり、ナンパがモテるのではなく、”希少価値”が高いからモテる

パンダが人気なのは、希少価値が高いから。

青色コダックが欲しいのは、めったに出ない希少価値の高いものだから。

 

 

なので僕らがやらなくてはならないことは、”巷で流行っているモテノウハウ”を繰り返すことではありません。

そんなものは使う人数が増えるごとに希少価値を失い、”残念な男”に成り下がるだけ。
そうなった時には”内面磨き”をしていない男は淘汰されていくでしょう。

 

タイトルに書いた”韓国系マッシュ”も同じです。

日本男児の髪型に飽きたから、”国外ファッション”という希少性の高いエリアに憧れを抱いた女子が「韓国系好き!」と騒いでいるんです。

これで日本男性の5000万人が韓国系マッシュにしたとき、ほんとにモテ続けると言えますか?

たぶん”短髪刈り上げ”がモテるようになります。

 

流行り廃れに身を任せるのは、常に自分を磨けるというメリットがある反面、他の誰とも差別化できない”希少価値の低い男”になるリスクもあります。

あなたは、あなただけの”希少性”を磨くことを忘れてはいけません。

ぼくが普段から言っている『内面磨き』からの『自己ブランディング』こそが、これからの恋愛戦場を生き残る”唯一”の手段です。

 

周りの意見や批判に振り回されず、”自分だけのビジョン”に向かって突き進むこと。
長い目でみたとき、こういう男がモテ続けます。

 

つまり、”周りの価値観”に振り回されずに”自分の軸”で動いているかどうかです。

前回までの記事で散々言っている”自分軸”という表現とも、ここでつながります。

 

目の前の選択が、自分だけの『軸』を作り上げるものなのかどうか。よく考えてみてください。

 

それでは今回はこの辺で。また次回。