ついて行くべき男の”見極め方”

この記事は、主に2通りの人に向けてメッセージを書いた。
ひとつは「人間として尊敬する”師匠”と呼べる男」を選びたい男のために、
もうひとつは「恋人にするべき男」を見極めたい女性に対してである。

 

 

先日、生き方を尊敬している芦名祐舗さんが名古屋で講演会をするという事で、コミュニティ生を誘って参加。前にツイートにも書いたが、芦名さんは僕が6年前の非モテ時代にツイッター開設した際に一番最初にフォローさせて頂いた方だ。今でもフォロー欄の一番下に君臨されている。

 

 

当日登壇された際、ぱっと見でオーラを感じた。180cmオーバー100kgという体格もあるだろうが、修羅場を踏んできた人間が放つ独特の『初めて見たのに本人であることに納得がいく』(分かる人には分かるだろう)という謎の現象がそこにはあった。初対面なのに集合場所ですぐに”〇〇さんだよね!?”と分かるような状態と言えば伝わるだろうか。そんな屈強かつ独特な雰囲気からは逆行するように、目はギラギラではなく”キラキラ”しており、圧倒されるというよりは吸い込まれるような雰囲気の持ち主だった。

 

 

質問形式で繰り広げられる講演会は、最初は”参加者に営業マンが多くてアウェー”だと想っていたが、その場にいた人達の姿勢や価値観はみんな通ずるものがあり、どの質疑応答からも本質的な学びができたのでシェアしたいと思う。

 

 

僕はこの講演会に参加するにあたって3つ質問を用意していった。(正直少ないと思う。現場で新たな質問が浮かぶだろうと軽率な考えを持っていたからだ。)そして実際に話を聞く中で更に5個くらい浮かんだが、話を聞く中で自分の中で解決に向かうものが多かった。
(結局、トップバッターとして一回質問したのと、終了後に登壇スペースに出向いて追加で質問させて頂いた。)

 

 

僕が芦名さんという男に”分野もタイプも丸で違えど”惹かれ続けている理由がある。それは「何か1つの折れないエネルギーを持っていて、それを軸に着実に前進しまくっている」ことがツイートだけでも見て取れるからだ。

 

 

営業職や経営に限らず、男が”一人の誇れる人間として”動き続け、周りに影響を与え続けるためには、折れない軸が不可欠だ。これは僕も普段から発信している事であり、つまらないノウハウを吸収するよりも”軸”の真骨頂を持ち帰ったほうが数百倍有益であることは分かっていた。疑問がどんどん解決していったのは、最初からそこにアンテナを張って聞いていたというのもある。

 

 

まず端的に言うと、芦名さんが全くブレずに突き進む理由として、『ナゼ自分が動いているのか?』を腹の底から理解し切っているからだと確信した。

 

 

 

 

これに反して、よく考えの浅い人がいるのだが、”モノを売りたいから営業しまくる!”と短期的にガッツいた行動を取るのはいいけど”やっぱり辞めます”と急に心が折れたり、数字を追っかけていると思えば「どうなりたいの?」と聞くと答えられなかったり。

 

 

行動が変わりやすかったり、すぐ離脱してしまったり、方向性がぐちゃぐちゃな人というのは、”どこに向かっているから今こうしているのか”という行動の軸がハッキリしていない。こういうタイプは”他人との比較”による『差分』を行動エネルギーにしているケースが多いので、他人や世間の動き次第で自分の人生すら変わってしまうのだ。

 

 

 

芦名さんは、周りの人から「やりたい事があるんだけど、どうすれば良いでしょうか?」という質問を貰ったとき、”日本人の自主性と危機感の無さ&ヤバさ”を実感したそうだ。『今すぐやればいいのに』というのが芦名さんを含む行動派の意見だが、大半の人間はその意識がなく、その根底にある理由が”いつか死ぬという事実を肌で理解していない”ことだと考えたそうだ。
ならば”死を感じる”ことを身近でソフトに与えるために、脈拍を上げて本能的に「生きている」ことを実感させることが必要だと分析。芦名さん率いるBVEATS(ビーツ)のコンセプトでもある『脈を上げろ』の由来にもなっている。

 

 

要するに、身体がデカいからフィットネス業界に参入したのではない。自分が腹の底から「これはどうにかしないとな」と感じたエネルギーを、どういう形を辿れば実現可能か考え、脈拍という現象について研究し、その中でもソフトかつ勝ち目がみえた業界だからこそ選んだという。

 

 

これを聞いたとき、「ここまで腹落ちしている事を深ぼって実現ビジョンと行動に落とし込んでいるから、いつまでも動き続けられるんだ」と確信した。僕が恋愛系で発信し続けているのも、もはやモテ男を増やして女性とたくさん交際して欲しいだけではない。その先にある『自分の魅力に気づき、最も好きで得意とすることを軸として人生を自由に謳歌して欲しい』という野望があるからこそ、その一番手前のキッカケになりやすい恋愛分野にコミットしているのだ。だから行動と軸が折れていない。これから新しい事をやるにしても、作り上げた軸を基準としているから確実に着実に成果を出すと確信している。

 

 

ただ多くの人は、その人の行動や実績の上部だけを見て「自分にはそのエネルギーは無いから無理」「あいつは凄いから」などと、自分の”腹落ちするエネルギー源”を見つけることなく動かないことを正当化している。そういう話ではないってことだ。

  

 

 

この記事のタイトルにした「ついて行くべき男の見極め方」の話に戻るが、なぜ僕が芦名さんの”生き方”や”行動の選び方”から『男選び』に繋げるか分かるだろうか。
勘の鋭い人・普段から僕の発信を見ている人はピンと来ているだろうが、男選びの正解は、その男が『長期視点』を持っているかどうかにかかっている。

 

 

例えば芦名さんとは正反対に、”腹落ちした目的”に向かって動いていない男だった場合、いつチャレンジを辞めてしまうかも分からないし、別の事を始めるとなった場合に以前とは何の共通点もない”ただの興味や欲求を満たすもの”に手を出すことになり得るだろう。そうなると、ついて行く人間にとっては「振り回される」現象が起こったり、同じように軸のない成長をする事になる。

 

 

はたまた、その男が”とにかく金稼ぎが出来ればいい”という短期欲求に向かって動いていた場合、弟子である人間はいつか搾取される可能性だってあるわけだ。だってメインの目的が「金」なのだから、それに従って動かれたらそうなる。詐欺師の心境はこんな感じなのかなと思う。

 

 

だから師匠とする男を選ぶ場合、『その男自身が何に腹落ちして何を軸として行動しているのか』を聞かなくてはならない。ここが適当であるなら、貴方の存在はそれほど重視されていない可能性がある。

  

他には「弟子を含めたビジョン設定」をしているかどうかも確認すること。ワンマンで稼いだり知名度を上げることが短期目標になっている男だと、貴方へのサービス提供はそれほど熱意が篭っておらず、形式的なものになるだろう。

 

 

大事なのは、その場その時で師匠から貴方に伝えられる情報量”ではない”。もっとその先の熱量や軸を確認しなくてはならない。

 

 

 

 

これは恋愛においても言える話である。”とにかく俺の事をカッコいいと言ってくれてすぐ抱ける女子が欲しい”という目的を持ったイケメンに「君が一番好きだ」と言われて簡単に依存してしまう女性は多いだろう。
この男がその目的に沿って行動しているとすると、貴方以外の女性から欲求を獲得できる状態になったとき・もしくは貴方からの愛情に飽きたときには、残酷に捨てられる結末を迎えるだろう。これは先ほどの詐欺師理論からすれば、容易に想像のつく話である。

  

 

恋愛における男の選び方も、結局最初に伝えた”腹落ちして行動している男かどうか”が重要になる。人生における長期ビジョンがあり、試行錯誤して向かっているまさに「男らしい背中」を魅せている奴が、その一方で必要不可欠な存在として「女性と付き合いたい」と思ったとき、貴方に求められる意味というのは先ほどの詐欺師イケメンとは全く異なってくる。

 

 

女性は慎重にモノを選べる特性があるのだから、男選びこそ「そいつの行動の腹落ち具合」で決めなくてはならない。僕が普段から言っている”あげまん女性”はこれが素で出来ている。Tiktokインフルエンサーや韓流アイドルに似ているイケメンのそよ風になびいている場合ではないのだ。

 

 

僕らは「選ばれる男」になるために、自分が腹落ちして動く『軸』を見つける必要があるし、そうなる為の”ついて行くべき男選び”に関しても『軸』を持って動いているかどうかを念頭に置く必要がある。そんなこと分かっていてもイケメンの誘いになびいてしまう女子のように「なんだかんだ結局は目の前で短期欲求をヒラヒラさせられて揺れ動いてしまうショボい男」にはならないように。

 

 

 

 

 

今回記事で伝えたい話は主にこのくらい。あとはコミュニティ内でアウトプットコンテンツを残しているので、メンバーはこの記事をベースにして再度見て欲しい。

 

講演会で学んだことは、僕のインプットキャパだけでもこの10倍あったが、これ以上は記事にするのもしんどいので終わりにする。とにかく芦名さんは、知恵と本能を備えた”人類”という生物が活動する上で一番大事な根幹が染みてついている人であり、まさに「心技体」をハイクラスに磨き上げている”男の鏡”だった。
今回のように、パッと思いつきで出向いて吸収するという”チャンスを掴む機会”というのも実践により経験させて貰った。僕の中では、インプットで終わらずシェアまで行う人は全体の1割で、さらに自分に落とし込んで行動して結果を出す人は0.1割だと思っている。僕は0.1割の中でもさらに突き抜けて「ビフォーアフター」を魅せながら周りが全員好きな選択をして生きる世界を実現させる。そう考えるとまだまだ序章なので、周りの男達とあげまん彼女と一緒にぶち上げていく。今後の活躍をお楽しみに。一緒に上がりたい人は8月に募集かける竜真会へいらっしゃい。

 

 

今回はここまで。また次回。