かまちょ女とサゲまんの関係。非モテ爆誕の根源とは。

 

 

久しぶりにブログネタが浮かんだので、あげまん彼女に煎れてもらった緑茶を片手にPCを開き、頭の中のイメージを書き綴る。

 

 

 

昨今、「犬系彼女」という言葉がSNSで話題になっている。

 

感情的になっている彼女を、彼氏が動画で撮影しているというものだ。

 

基本的にSNSで盛り上がっているものには関心を持たないようにしているのだが、今回は日常的にも気になっている部分と繋がるので、視点をこらして記事にすることにした。

 

 

 

そもそも、犬系とはなんだろうか。

少し前に、犬系””彼氏””という言葉も流行った記憶があるが、個人的にどちらも”弱いイメージ”が先行してしまう言葉だなと思う。

 

近代はどうも、”〇〇系統”というように、自分を他の何らかの物体に寄せて定義するのが好きなようだ。

自分以外の何かで自分を括るというのは、価値や希少性の観点から考えてもどうにも非効率的であるとは思わないのだろうか。

 

 

ともかく、話題の犬系彼女にしても、動物という可愛いらしいカテゴリにはめ込むスタイルなのだろう。

 

そのカップルのやり取りは別に勝手にやってくれていれば良いし、観る分にも娯楽で楽しむには良い。

だが、恋愛や人間性といった観点からみると、日本が非常に恐ろしい状況に陥っていることに気付いたので、この機会に突っ込んでいこうと思う。

 

 

 

 

今日の本題は”犬系”の話ではなく、タイトルにもあるように「かまちょ女」についてだ。

 

話題となった犬系彼女が「かまちょ(構ってちょうだい)」を彼氏に炸裂させていたのが、個人的にこの「かまちょ」するタイプの女性に良い思い出が無い。

 

 

”かまちょ女”に対しては、アンチなのである。

 

 

そもそも昔の自分なら、女の子から「構ってほしい」なんて言われたら、鼻の下を伸ばして喜んだ。

25年以上彼女がいなかった身としては、異性から存在を求められることなんて、幸福以外の何物でもなかったからだ。

自らの好意に対して、それに全力で返してくれる女の子なんて、最高に可愛いじゃないか。そんな気持ちだった。

 

 

当時の感情をもう少し掘り下げると、

モテない自分だった頃は、異性から「感情」を貰うことが無かったため

関わった子からの「構ってほしい」という「感情」に喜んだのだ。

 

 

SNSで取り上げられる動画でも、この「感情」に対して嬉しそうな男のリアクションが声色から伝わってくる。

嬉しいから”なだめて”いるし、”甘やかして”いるし、子供のように”言うことを聞いてあげる”のだ。

 

それが世の中がイメージする””カレシ””というものであろう。

 

 

 

今回、警笛を鳴らしたいのはココからだ。

 

 

5歳児のように幼稚な「感情」をそのままぶつける女と、その感情の”言う通り”に動く男

 

この”構図”に着目したとき、非常に危険な未来が想像できる。

 

 

 

貴方は、女性の「身勝手なイライラ」に直面したことがあるだろうか。

 

 

家で気に食わないことがあったのか、誰かに怒られたのか、周期的なものなのか、なんとなくなのか。

何の予兆もなく、突然こちらに対して「感情の圧」をかけてくるのだ。

 

 

何故こんな事をしてくるかと言うと、

かまちょに対する男のリアクションのように、「幼稚な感情」をそのまま出しても”受け止めてくれる世間”が居るおかげで、『喜怒哀楽全ての感情』を他人にぶつける癖がついているのだ。

 

 

要するに、

先ほどの「構って(遊んで)ほしい」とは別の感情ではあるものの、「私の不機嫌を分かってほしい」という意味での”かまちょ”が発動していることに、皆さんは気付いていただろうか。

 

おそらく昔から、親や男に「怒らないで〜ごめんね〜〜(汗)」などといったリアクションで””構って””もらい続けたのだろう

 

自分が喜怒哀楽を5歳児のように表現すれば、周りはそれを受け止めてくれて、改善に向けて動いてくれる。

こうした感覚が植え付けられた女性が、大人になって都合の悪いことに出会すと「不機嫌かまちょ」を発動するのだ。

 

 

子供がやっているのであれば、大抵の大人は笑って見過ごすだろう。

しかし、「不機嫌かまちょ」は大の大人もかましてくる。

ましてや髪やネイルやファッションなど”一流”をリサーチして網羅している女性なため、男はこれに怯んでしまうのだ。

 

 

だから大抵の””カレシ””は、美を網羅した幼稚な女性を失いたくないあまり、

 

ごめんね…

怒らないで…

俺が悪かったから…

今度はいろいろ気遣うね…!

 

 

「喜怒哀楽」の感情のうち「怒」という感情で「かまちょ」を発動してきた女性に対して、こう言ってしまう。

 

 

するとどうなるだろうか。

 

「かまちょ」は更にエスカレートし、自分や他人に悪影響をもたらす。

 

 

関われば関わるほどに、自分の精神を削っていく。

良かれと思って関わったのに、気がつけば自分の人生を蝕んでいく

 

 

こうした「悪循環の根源」になる女性のことを、なんと呼ぶか知っているだろうか。

 

 

そう、『サゲまん』である。

 

 

***

 

このブログを追ってくれている人であれば、この反義語「あげまん」の存在は知っているだろう。

長期で関わるべき女性、最終的に一緒になる女性は、絶対にあげまんであるべきだ。という主張をさせて貰っており、あげまんの特徴について過去に綴ってきた。

 

あげまんを見つけるに当たっては、その正反対のサゲまんと対峙することで”身を持って知る”ことが出来ると思っているので、今回はSNSのネタを記事にしているというワケである。

 

***

 

 

サゲまんの定義は自分の中でも様々あるが、一つの重要な見分け方が「かまちょ」をガンガン発動するかどうかである。

 

恋が成就している良い場面だけを見て盲目になっていたら、いつの間にか「不機嫌かまちょ」の連続で精神をやられている男は後を絶たない。

 

 

今や””恋愛コンサル””というものが流行っているせいで、講習生に「簡単に攻略できる女性」とくっつかせて実績を作り上げているコンサルタントも多い。

 

 

簡単に攻略できる女性とは、男の発する「感情を揺さぶる言葉」に簡単に動く女性のことだ。

テンプレの口説き・誰もが羽織る流行りの見た目さえクリアしていれば、かまちょ女は『かまちょ出来る相手=”カレシ”』の出現に喜ぶだろう。交際や性交も容易にできる。

 

しかし、かまちょ女が欲しているのは、人生を共にしたい唯一無二の漢ではなく、「かまちょしたい相手=”カレシ”」である。喜怒哀楽を全て受け止めてくれる相手が欲しいだけである上に、なにより「かまちょ」している自分が大好きなのだ。

 

こうした女性のことを、過去ブログ内の用語を使ってなんと呼ぶと思う?

 

 

『他人軸』だ。

 

 

「かまちょ女」は圧倒的な「他人軸」なのだ。

※自分軸・他人軸についても過去記事で触れている。

 

 

自身の生き方ではなく、自身のかまちょを受け止めてくれる相手に依存した生き方なのだ。

 

となれば、男は”どうなるか”分かるだろうか。

 

 

・自分軸でビジョンを追求したい男にとって、かまちょ女は害悪(サゲまん)になるので、別れる

・男も他人軸になって、お互いに依存し合って弱々しく生きていく

 

この2択から選ぶことになる。

 

 

実際にこれは自分自身の過去の女性経験から学んだことであり、2択のうち前者を選択した

この選択は間違いなく正しかったし、あげまん攻略をする上での目利きになっている。

 

 

 

仮に後者を選択して「かまちょサゲまん女」と結婚していた場合、未来はどうなっていただろうか?

 

 

かまちょ女の「喜怒哀楽かまちょ」を弱々しく受け止め、それに必死こいてリアクションして生きる軸の無い男に成り下がっていただろう。

そして子供が生まれたとすれば、子供は「かまちょ母」と「弱々しい父」を見て育ち、その子自身も「かまちょ母」のご機嫌を伺うような生活になり、弱々しい軸なしに育つだろう。

 

これが『非モテ爆誕』の要因である。

 

 

 

 

昨今、巷の能無しコンサルタントが短絡的な恋愛攻略を教えているおかげで、日本の未来は真っ暗に向かっている。

 

これを読んでいる貴方も、もしかしたらその流れの被害者の一人かもしれない。

 

 

この連鎖を止めるためには、「かまちょ女」を必要以上にかくまう風潮を無視すること。

「かまちょ女」から感情の攻撃を喰らっても、動じないこと。”この女オカシイな”という感覚を持つこと。

そして「かまちょ女」と関わってみることで女性に対する選球眼を磨いて欲しい。今回の記事はそのための教科書となれば幸いだ。

 

 

恐らく、どの恋愛発信者も今回のことは言いたがらない(そもそも気付いていない可能性あり)ので、自分から発表させてもらった。

 

 

長くなったが、読者の恋愛成就が未来に意義のあるものになることを祈っている。

 

今回は雑談程度のブログ記事なので、この辺りで終わり。

 

自分も次のステージを動かし続けていく。高みで会おう。

 

 

UniCorn

 

〈参考記事〉

クズは”さげまん”にしかモテない